みんなのいえ

オーナーのごあいさつ

訪れる人皆がくつろげる「みんなのいえ」

「ゲストハウス みんなのいえ」は、長野県の南、日本一の星空で有名になった阿智村に2018年9月にオープンしました。  オーナーは子ども4人を育てるバリバリの主婦。子どもたちが多くのゲストや、地域の人と触れあう機会を作りたい、そして多様な価値観を身につけて欲しいとの願いから開業を決意しました。というのも、4人の子どもはいずれも発達障がい、不登校などのキーワードを持つ子どもたちなのです。学校には行きたいけど行けないという苦しみを抱く子どもたちと、この先どうやって生きていけばよいのか、学校しか選択肢がない田舎で約3年もがき、そしてゲストハウス経営という道にたどり着きました。

出発点は子どもですが、オーナー自身学生時代より日本全国、海外と渡り歩いた経験があり、子どもを育てながらも多くの方と知り合いたい、話をしたい、そしてこの素敵な阿智村や南信州をたくさんの方に紹介していきたいという願いがあったため、ゲストハウスという選択肢にたどり着いたのは必然だったのかもしれません。

地域の人の居場所づくり

ゲストハウス みんなのいえ は阿智村駒場の木戸脇という地区にあります。この木戸脇は西暦700年頃、平安時代から存在する地区で日本はじめての国道である東山道(とうさんどう)沿いに位置しています。

このような昔からある地区に根ざし、地域の方々の憩いの場となるよう、休憩スペースとして共有スペースを地域に開放しています。

地域間、世代間、多文化交流を生み出す場所

特に村内のベテラン主婦の方々やボランティアの高校生達による誰でも来れるこども食堂「ねやねや亭」は月2回。スマートフォン初心者のための「スマホ教室」。発達障がい、不登校などのキーワードを持つ子どもを育てる母の会「凸凹の会」、阿智村在住外国人労働者との交流の機会「にほんごカフェ」の開催。また地域の方のチャレンジショップやイベント的に場所をお貸しもしています。

誰も排除されない地域づくり「心のバリアフリー」

 宿泊ゲストだけでなく、地域の人誰もが自分の家のようにくつろげる「みんなのいえ」。施設内には階段はありますが、心はいつもバリアフリーで接客に臨んでいます。”誰も排除されない地域作り”とはどんなものか、住む場所、言葉、肌の色、年齢、障がいの有無などで人を判断するだけでなく、そこにはもっともっと奥深いものがあると思っています。いつかそれを言語化できるよう日々考えながら、自分にできること、しなければいけないことを率先して実行するよう努めています。

お問い合わせ・アクセス

〒395-0303 長野県下伊那郡阿智村駒場763
0265-49-8401